★小金井ショッピング情報「今月の?スポットライト」 第9回

小金井の街のイメージは?と聞くと、「”豊かな緑”と”教育”の街」、という答えがよく返ってきます。市内にある3校の大学。そこから発信される知的で自由闊達な空気が独特の文化を作っているようです。

今月のスポットライトは、その3校のひとつ、東京農工大のキャンパス内にある『繊維博物館』におじゃましました。大人も子どもも生き生きと学ぶ、地域に大きく開かれた博物館。
今月はちょっと、アカデミックですよ!


■深い緑にいだかれて■

 


■木々の緑が柔らかな影をつくるキャンパス内


■正門横にたたずむ「繊維博物館」




 農工大の広いキャンパス内は緑が豊富です。歩くだけで森林浴ができそうなさわやかな並木道を、自転車で颯爽と駈けていく学生の皆さん。「繊維博物館」にたどりつくまでに実は迷ってしまった方向音痴の記者でしたが、道を尋ねた学生の皆さんは、とっても親切に教えてくださいました(^。^)

 繊維博物館の歴史は古く、明治19年に農商務省蚕病試験場の「参考品陳列室」として創館されました。


■博物館の沿革を展示した一角

 

 館内を案内してくださった博物館専任教官の真貝先生(左)と田中先生(右)。
繊維や博物館に関する学術的研究や学芸員課程の教育などを担当されています。
 深い学識をわかりやすい言葉で語ってくださいました。
 とても贅沢な時間、ありがとうございました。

 <特別展のお知らせ>
 第59回繊維博物館特別展 「蚕織錦絵展」
 ◇開催日時:平成14年11月6日(水)〜11月10日(日)
          10時〜17時(入館は16時まで)
 ◇展示内容:博物館所蔵の蚕織錦絵(浮世絵)、主に鈴木コレクションの展示

鈴木コレクションとは
1980年に当時東京農工大学名誉教授であった故鈴木三郎先生から寄贈された約500点の浮世絵で、その多くは養蚕・製糸・機織など繊維に関係した図柄が描かれた蚕織錦絵でした。当館の蚕織錦絵(浮世絵)コレクションは鈴木コレクションがもととなっています。
■先人の暮らしの息吹■


 館内は、テーマごとに4つのウィングに分かれ、「繊維の素材」と「道具・機械類」が展示されています。
 
長い時の流れを刻んだ機械類や組みひも機、さまざまな糸や布の数々。館内には先人たちの暮らしが息づいているようです。


■生糸の束ね方。中央は明治はじめのもの。このくくり方で現存するのは国内でも数少ない珍しいもの。(第2ウィング:養蚕関係)

   ■養蚕をテーマにした色鮮やかな錦絵の展示室(2階)

 


■もめん糸を紡ぐ日本固有の紡績機の「ガラ紡機」 。動かすときガラガラ音がするのが名前の由来。(第1ウィング:大型機械類)


■昔懐かしい足踏みミシン。このコーナーでは手回し式から足踏み式、電子式とミシンの進化の様子がわかります。(第3ウィング:天然繊維と組ひもや手工芸の道具類 )

■サークル活動−材料作りから挑戦します■


 
■活動の様子(藍染め研究会)


■クレマチスの絵(和紙絵研究会)

 各サークルは毎年1回講習会を開いています。
<今後の予定>
◇「藍の生葉で染める絹のストール」
 9/13(木)/10時半〜15時/費用3300円
 申込み期限9/5
◇「和紙で描くクレマチスの絵」
 9/25(木)/10時半〜15時/費用1800円
 申込み期限9/13

※申し込み方法
 往復はがきに「講習会名・住所・氏名・電話番号」を記入のうえ、下記宛に郵送。
 184-8588 小金井市中町2-24-16  
  東京農工大学工学部附属繊維博物館「講習会係」


 博物館というと展示物中心の静かなイメージがありますが、
「繊維博物館」は地域に大きく開かれ、「サークル活動」や「子ども科学教室」で大人も子どもも、イキイキと学んでいます。

 サークル活動は今年で21年目を迎えます。「組みひも研究会」「レース研究会」など、現在は12のサークルが会員の自主的な運営によって、活発に活動しています。
会員は毎年募集され、ひとつのサークルに4年間在籍できます。4年で卒業したメンバーの中には、新たなサークルに所属して長く活動を続ける人も多いといいます。

 各サークルは、もちろん繊維に関係ある活動をしていますが、原材料の調達方法は農工大ならではのものです。
 羊毛は農工大農学部の牧場で羊の毛を刈るところから始まり、かごを編む蔓は農工大農学部の演習林で集めます。
また 「わら工芸会」サークルは農工大農学部の田で田植えから稲刈りまで実践して材料の「わら」を調達しています。

出来合いのもので作品を作るのではなく、素材を作ることから取り組む。かつての生活そのものを体験できるのが「繊維博物館」のサークルの特色です。


■生糸で作ったランプスタンド(絹研究会)

■子ども科学教室■

 
 地域に開かれたもうひとつの活動が「子ども科学教室」です。10年前から始まった活動で、博物館での子ども向け教室としては、先駆的な取り組みでした。

 「子ども科学教室」は毎回土曜日に開かれます。この春から始まった学校の週休2日。親子で実験に挑戦してみませんか?(小金井市外の方も参加できます。)

 実際に大学で講義を持つ先生方が、子どもたちのためにさまざまなテーマで教室を企画。 ときには、ご自分の研究室に子どもたちを招いて見学させてくださるということもあるそうです。
 珍しい実験装置を見たり、最先端の研究の一端に接したり、ちょっと大人の気分の「わくわく感」が味わえるいい機会ですね。

 教室には農工大の学生さんたちもお手伝いで参加します。この教室から、未来の科学者たちが育つかも!


■2001年の「子ども科学教室」の様子


<今後の予定>
◇「リサイクルして紙を作ろう」
 9/28(土) 10時〜12時
 対象:小学校5年生〜中学3年生と保護者
 募集人数:50人(申込順)
 参加費用:無料

※ 申込方法:電話・FAX・Eメール
   電話/FAX042-388-7163
   Eメール senhaku@cc.tuat.ac.jp


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written by TAKE


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尚、ご連絡戴いたお店、全てを掲載することはできませんので、あらかじめご了承ください。

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