My小金井「今月のスポットライト」 第36回

★洋菓子 Bitter with the Sweets(ビター ウィズ ザ スイーツ)

新小金井街道の並木道に、清楚なたたたずまいで甘い香りを漂わす今年開店したばかりのケーキ屋さんがあります。まだ1年足らずですが、口コミでファンが増えています。


■新小金井街道のあまい香り
新小金井街道を南に下り、野川を越えたあたりは街道を走る車の喧騒に耳も目も閉じがちですが、一呼吸して耳を澄ますと街道沿いの木々の葉っぱがこすれあう音や、川面に秋の柔らかい陽射しがゆれる光景を目にすることができる豊かな自然が残る地域です。

この街道沿いに、静かに白い花を咲かせるすずらんのような洋菓子店があります。

スーパーコープとうきょうを行き過ぎ少し歩くと、あまい香ばしい匂いが漂ってきます。大きな硝子窓に白い縁のお店が、あまい匂いの源です。

この日はあいにくの雨でしたが、雨の中に煙るように浮かんで見えるこのお店が洋菓子の店「ビター ウィズ ザ スイーツ」です。

今年の3月20日にオープンしてまだ1年にも満たないお店ですが、その評判は口コミで伝わっています。口コミの主は、おいしいものに目がない主婦や学校帰りの小学生たちです。

下校時刻になると、ここを通学路にしている子どもは口々に、「いいにおいがする」、「あまい匂いがする」と感じたままをそのまま声にだして通っていきます。

こじんまりとしたお店なので、ちょっと入りにくく感じる人もいるようですが、ここのケーキはお母さんがつくる「手作りのおやつ」を基本にしている、気取らない親しみやすいものばかりです。もちろん価格も手頃な設定なので、より親しみを覚えます。

ケーキの他にクッキーなどの焼き菓子と、ジャムがあり、土曜日曜祝日はパンも焼いています。

店名の「ビター ウィズ ザ スイーツ」は、「take the bitter with the sweet=幸も不幸も甘んじて受け入れる」という意味と、辛いときもお菓子と一緒だと楽しくなれるかなという思い、そしてオーナーの伊東さんが好きなユーミンのアルバム名にもかけて付けた名前だそうです。

そういえばこの日も、店内にはユーミンのインストゥルメンタルがやさしく流れていました。


白を基調としたお店


晴れた日はガラス戸を開放してます


店内でお茶をすることもできます


清潔感あふれる店内

■お母さんの手作りの味


焼き菓子とジャムの詰め合わせ


ここでしか手に入らない軽井沢のジャム
いちご・こけもも・マーマレード
ブルーベリー・あんず(左から)



焼き菓子はサイドディスプレイにあります


米粉入りショートブレッド プレーンとチョコチップ



バースデーケーキ
子どもが楽しめるようにいちごに顔を描いてます


「ドルフィンチョコレート」
カカオ70%(右)とホットミルクマサラ(左)
旅先のベルギーで出会って忘れられず
お店で販売することになった商品
ホットミルクは甘くてピリッとした後味があります



手作りのマシュマロ
(おススメです!)
いちご味とオレンジ味
口の中でいちごの香りが、

オレンジの香りがジュワ〜。
弾力があってもすぐに
口でとろける妙

シュガークラフト

ユーミンが好きなオーナーの伊東さんは、菓子作り17年のベテラン職人です。お菓子の専門学校に通ったわけでもなく、現場で腕を磨いてきました。

今でこそ菓子作りが本職ですが、伊東さんは音楽大学出身という一風変わった経歴を持つ職人さんです。大学ではマリンバを専攻し、卒業後は音楽で生計を立てる傍ら、昔から好きだったお菓子作りのアルバイトをしていました。

好きなお菓子作りの世界に本格的に身をおこうと考え、パン屋で働き始めた時、最初にした仕事がドーナツに砂糖をまぶすことでした。

「砂糖をまぶすだけの誰にでもできるような単純な作業なんですけれど、とてもうれしかったんですよね。誰かがこれを食べてくれるんだって思うと、本当にうれしいんです。その時の思いを持ち続けて今でもやっていると思います。」

女性が現場からのいわゆる「たたき上げ」で菓子職人になるのは、とても大変なことですが、伊東さんはそういう苦労をあまり話しません。

苦労ではなく、作る喜びを語る彼女の基本にあるお菓子作りへの思いは、小さい頃から身近にあったお菓子への思いにあるようです。

弟さんが通っていた私立の小学校の近くには、その頃は珍しい世界の食材を集めた大きなスーパーがありました。弟さんの送り迎えをするお母さんに同行して帰り道に立ち寄ったりしたそうです。

見たこともない外国の食材や甘すぎるほどのお菓子が彼女の興味をどんどん引きました。かわいらしくて、おいしいお菓子は子どもの心を見る見るうちに占領していったはずです。

そして何よりも思い出にあるのは、お母さんが作ってくれた手作りのおやつです。

「昔はよく缶詰のみかんで、ババロアを作ってくれたりしましたね」

お母さんの手作りの味が、幼ない伊東さんに、どういうふうに伝わったかは、現在の彼女の作るケーキやクッキーでわかります。

なるべく添加物は使わないようにして、できるだけ素材の味がするように作っているそうです。
国産の安心できる素材を取り寄せ、バニラエッセンスなどを使わず、「日常のお菓子」として喜んでもらえれば、と考えているそうです。

修行時代に長くいた所では、ウェディングケーキなどを数多く作っていたそうです。その経験を生かし、記念日のケーキは、注文した方の希望や好みに合わせてオリジナルのものを作ってくれます。

この日もバースデーケーキを注文に来た方に、お子さんの人数やパーティーの人数を聞いてケーキのイメージを膨らませている伊東さんは、まるでその子のお母さんのようでした。


経験を生かすといえば、カルチャーセンターで菓子作りを教えていた経験をここで発揮します。いよいよ今月からお店でお菓子作りの教室を開講します。

日(予定)
内容
11/17(水)
シュガークラフト
11/24(水)
スポンジケーキ
※詳細はお店にお問合せ下さい

教室への申込みは予約制ですが、シュガークラフトは時間と人数によっては、当日の申込みで参加できます。

上品なケーキでありながら、非常に親しみのある伊東さんならではのケーキ作りが学べます。興味のある方はぜひお店にお尋ね下さい。

■SWEET・SWEET・SWEET

ビター ウィズ ザ スイーツ」のケーキを食べた方なら、シンプルな甘さと柔らかさに心地よさを覚えたはずです。

この心地よさは、小さい頃おやつを食べたときの満足感と同じ気持ちです。

素材をどこまでも厳選した高価なケーキをテーマにしているお店もありますが、ここは「日常のお菓子」をテーマに、できる範囲内でよいものを作ることを心がけています。材料ばかり追求することはありません。

お店の名前にも入っている「SWEET」には、「甘い」「心地よい」のほかに、ジャズなどで「主旋律に忠実な」という意味があります。

誰もがおやつの甘さに幸せを感じて、心地よさを味わったように、「お母さん」というメロディーにあわせ、音色をつけていくのがこのお店の特色といえるのかもしれません。




いちごのショートケーキ
330円
 
和栗のモンブラン
350円
プリンアラモード
350円
バナナのシフォンケーキ
300円
定番のケーキは、生クリームの軽やかさとスポンジのきめの細やかさを味わえます。 今が旬のモンブラン。国内の栗で作っています。中はなんとメレンゲが。 人気商品です。濃厚なプリンとフルーツのみずみずしさはこんなに相性がよかったのでしょうか。 バナナを熟して、一番おいしい時を待ってケーキにしています。ふわふわ、うふうふ気分です。
おいしいカスタードの
シュークリーム
150円
はしばみ入りの
チョコレートケーキ
280円
杏仁プリン
香港スタイル
280円
軽い口あたりの
チーズムース
330円
「おいしい」と名前がつくだけのカスタードです。子どもの笑顔がクリームの向こうにあります。 ナッツが香ばしくて、チョコは大人の味。チョコ好きの方にはぜひともおすすめします。 新鮮なメロンはいうまでもなく、アーモンドの香りは添加物ではありません。 赤ちゃんのおくるみのようなガーゼで、やさしくチーズを包んでいます。


最後に、おすすめのケーキをご紹介しましょう。年間を通じてのおすすめは、やはりショートケーキです。スポンジのキメ細かさと生クリームの柔らかさ、そしてイチゴを添えたシンプルなケーキは飽きがきません。

今の季節は、マロンのケーキも人気があります。モンブランもマロンロールも和栗を使用しています。モンブランの中は、スポンジではなくメレンゲが土台になっていて、ふわっとした食感が通常のモンブランの濃厚さを一蹴してくれます。

チーズの苦手な私でもすっと口に入ったのが、チーズムースです。チーズとソースも絶妙のマッチングです。

ガーゼに包まれたチーズを覗き込んでいると、「見たいですか」と、そっと開けてくれた伊東さん。やさしい人です。気難しいイメージのある職人とは違い、とても気さくな庶民的な感覚の持ち主です。あまい香りが恋しくなる頃にまた訪ねたいと思います。


焼き菓子を詰め合わせてご贈答にどうぞ


オーナーの伊東さんとスタッフの山路さん

ビター ウィズ ザ スイーツさんからお知らせ☆

初めてのクリスマスですが、クリスマスケーキは3種類販売します。

ショートケーキ・チョコレートシフォン・いちごのムースの3種類です。当日販売をしますが、できるだけご予約をお願いします。
年末は12月27日、28日が休業の予定です。大晦日、元旦は営業します。
どうぞよろしくお願いします。

ビター ウィズ ザ スイーツさんからプレゼントのお知らせ☆

お好きなクッキー2袋(包)を抽選で3名様にプレゼントします。

応募はこちらから(応募締切12月26日(日))
応募受付は締め切りました。

※なお、ご応募は、プレゼントを「ビター ウィズ ザ スイーツ」さんまで受け取りにいける方に限らせていただきます。 当選者の方には、商品受け取りの前に地域ポータルサイト推進協会からご連絡を差し上げます。 商品の引渡し期間は2005年1月1日〜1月11日までとなります。

ビター ウィズ ザ スイーツ


【住 所】 小金井市貫井南町2-7-10
      伸ビル 1-A
【T E L】 042-383-4009

【定休日】 水曜日、第3木曜日

【営業時間】  10:30〜19:00

【交 通】
武蔵小金井駅北口よりバス5

貫井坂下バス停下車徒歩1分

武蔵小金井駅南口より徒歩15分




  My小金井の「ビター ウィズ ザ スイーツ」のページへ

  「ビター ウィズ ザ スイーツ」のオリジナルページへ

  My小金井トップヘ

written by cherry

いかがでしたでしょうか?

■「今月のスポットライト」では、掲載店を募集しています。 ご希望の方は、掲載を希望されるポイント(うちの店はこんなことやってるよ。こんなところをみんなに知ってもらいたいんだ。という点)をお書添えの上、 koganei@shop-info.com までご連絡ください。

尚、ご連絡戴いたお店、全てを掲載することはできませんので、あらかじめご了承ください。

■「今月のスポットライト」バックナンバーはこちらからどうぞ!

今月のスポットライトのバックナンバー

Copyright(C) 2004 地域ポータルサイト推進協会 . All Rights Reserved.
当サイトで使用している写真および、テキストの無断転載を禁止します。