| 円明道では、まず挨拶をした後に両腕をたらし、まっすぐ立って腰をひねりながら、力を抜いた腕をでんでん太鼓のように左右に振る準備体操から始まります。左右に何度か繰り返したら、13式が始まります。
皆さんは、太極拳をやってみる、というとどんなイメージを抱かれるでしょうか。冒頭のような、ゆっくりとした動きでのんびりとやっているようなイメージで、簡単に動けそうな気がしませんか?
私も今回取材をするまでは、少なからずそういったイメージを持っていたのですが、実際に動き始めて数分後には、自分の見立ての甘さを思い知りました。
とにかく他の人と動きをあわせることが難しい!太極拳は両手両足を同時に動かす動作が多く、他の生徒さん達の動きは皆そろっ
てきれいに見えます。しかし、私一人が手が出ない足がさばけていないというのをひしひしと感じます。
動きの分らないところは前の人に合わせれば何とかなると思ってはじめたものの、例えば右腕の動きを追えばその間に左腕・両足も合わせて動いているために形が違って慌てて合わせることに。
遅れながらでもついていこうと動作をワンテンポ遅らせると、今度は次の次に始まる動きを追いきれず、さらにとにかく少しでも動きをあわせようとして変なところに力が入って余計形が決まりません。
また、一番後ろでやっていれば他の生徒さんの動きを追うかたちになっていい、と思って最後列に立っていたら途中で前後逆になって私が最前列に……と、軽くパニックになりました。
慌てながらも生徒の皆さんについていくうちに、だんだん体もほぐれてきたのか、なんとなく体が軽くなり、動きがつかめてきたかな、というところで一旦休憩になりました。
休憩中は、普段は飲物をとりながら岡部さんに理論を聞いたり、質問があればそこで聞き、雑談などをされているそうです。休憩を取った後は24式の練習です。見ていると、やはり皆さん滑らかに動いています。
そこで気がついたのですが、皆さん動きは同じなのですが、慣れた人は体の芯がぶれていません。私のように不自然に体が上下したりすることなく、非常に姿勢が良いのです。
24式を一通り終えて、この日は解散になりました。練習終了後、先ほど見た姿勢の良さや、、動きが気になったので、その辺りも含めて岡部さんに質問してきました。
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