東久留米で40年近い歴史を持つ滝山団地、そのまさに入り口の「滝山団地入り口」バス停を降りた目と鼻の先に「おきなわ市場」さんはあります。
マスターの来間(くりま)さんご夫妻はお二人とも沖縄・宮古島のご出身。平日の昼間は建築のお仕事をされ、夕方からお店に来られるという元気がみなぎり、とても話し上手な、まるで沖縄の太陽のようなマスターとママさんでした。
お二人が東京に来て20年目の2001年に「長く暮らしてきた滝山の人たちに、故郷の沖縄の良さをもっと知ってもらいたい」と、お店をオープンされました。
来間さんは、沖縄について「沖縄の出身だけど、それ以上に自分は沖縄という地のファンだから」と熱く語ってくれました。その沖縄へのこだわりは食材はもちろんのこと、お店の外装・内装にも沖縄の赤瓦や白い砂、サンゴ石などを巧みに使っているところからもうかがえます。
店名の由来をうかがうと、「市場」という響きからは、新鮮で安く良いものがあるという印象があり、沖縄料理を気軽に楽しめるようにということから「おきなわ」をプラスし、「おきなわ市場」という名が生まれたそうです。
また、料理も音楽などの芸能や、建築などと同じ沖縄の「文化」であり、その文化を伝えていきたいとも仰っています。
気軽に楽しんでもらう、そのためにお値段も非常に抑えた金額になっています。中でも、平日の月曜〜木曜は、16:00の開店から18:30までのタイムサービスとしてオリオンビールが262円、さらに各種サワーが一杯105円(グァバ・シークァーサー・アセロラサワーを除く)で飲めるというから驚きです。
若者からご年配の方まで、幅広い年齢層の滝山団地で、夕方早い時間にきて軽く飲み、食べるという楽しみの時間を作ることが出来る、そこに思い至ったのも地域との長い繋がりがあってこそのものでしょう。