東久留米ショッピング情報「今月のスポットライト」 第44回

★オーダースーツ 舶来屋★

先月から蒸し暑い日が続き、季節は次第に夏に向かってきています。昨年に続き、今年も仕事着に「クールビズ」を取り入れようという動きが出ていますね。 季節限りのものだからと、いつも通りのスタイルで、生地が夏向けならいいや〜と思っていませんか?今月のスポットライトでは、自分に合ったスタイルで作れるオーダースーツのお店を紹介します。

■創業百年、三代に渡る技術

東久留米市と西東京市をまたいで並ぶ、ひばりヶ丘団地手前のバス停を降り、所沢街道方面に向かってすこし歩いたところに「舶来屋」はあります。

「終始一貫、手縫い仕立ての服を夢中になって作っているうち、いつの間にかこの年になってしまった」と語られるのは、ご主人の齋藤さん。明治から平成まで約100年、三代に渡って洋服の仕立て職人の道を歩まれてきています。

明治の初め頃、洋服屋全般のことを舶来屋といい、当時の西洋風なものを好むハイカラな人たちに好まれていたといいます。お店の名前も、その時代の呼び名に由来して付けられたということです。

さらに時代が変わった今日でも、その時どきでの時勢によって起きる変化を取り入れながら、職人の手仕事による品質の確かさと、機械縫製を使うことによる商品の安定性を取り入れて、舶来屋でスーツ・ジャケットなどを注文する人その人ごとに、2着とない好みの1品を制作しています。現在、舶来屋では

・ 既成のパーツを使い、着用者の寸法を取って機械縫いで仕立てるレギュラーオーダー

・ 型紙を作成し、肩つくりや衿のつくり、袖の取付や芯据え(スーツの芯になる生地、芯地を縫いつける作業)に職人の手業を加えて仕立てるニューオーダー(レギュラーオーダーに\35,000増から)

・体型に合った型紙を作り、ほぼ一人の職人による縫製で作り上げるハンドメイドオーダー(生地の値段込みで\99,000から)

といった 、三種類の中からスーツを作ることが出来るそうです。また、身体に合わない服のリフォームも行っていますので、お気に入りの服が体型の変化などで身体に合わなくなったとき、頂き物の服が少し身体に合わない時は、リフォームしてぴったりと合った服に直せます。


東久留米と西東京の市境の近くに


ご主人の齋藤光弘さん


使い込まれたアイロン
コードレスのものと使い分けています



エルメネジルド・ゼニアやチェスターバーリーなど
内外の一流生地で仕立てることも!

■夏に向けて、身体の熱を発散してくれるクールビズも

下記のスーツで使われている生地のメーカー、
ミユキのテイラーメード取り扱い店の証



クールビズ用のスーツ。仕立ては
生地にもよりますが、\53,960から


ミユキ シャリックの生地
裏が透けるほど薄く、軽い生地です


襟元に縦にボタンが並んでいるので
襟元が強調され、ノーネクタイでもすっきりと!


これから夏が近付くにつれ、昨年に引き続いてクールビズに衣替えされる方も多いとおもわれます。昨年4月に一般公募からつけられたこの名も、昨年で日本中に浸透した感がありますね。

昨年はまだクールビズという言葉が出てきて最初の年でしたので試行錯誤することが多く有り、男性向けファッション誌でも「薄手の生地で作ったジャケットを」といったものから「ボタンダウンのシャツのボタンを外す」といった何の効果があるのかよく分らないものまで、いろいろな案が出ていました。

ですが、今年は二年目ということもあってか、ある程度「この辺りがベター」というラインが決まってきているように感じられます。

もちろん舶来屋でも、夏に向けてクールビズのスーツを仕立てることができます。

左の写真がその一例ですが、ミユキ(御幸毛織)のシャリックという、下の写真のようなごくごく軽量かつ薄手の生地を使うことで、夏の湿気と熱をスーツのうちに篭らせず、発散してくれるので、軽く爽やかな着心地でいられるそうです。(オプションとして、裏地や芯地を入れず、更に清涼感のある単衣仕立てや、背裏や前身の裏地を一部除いた半裏仕立ても可能です。)

クールビズは、とにかく上着を脱いでネクタイをはずせばそれでよし、という面が昨年はありましたが、齋藤さんは「一概には言えないが、上着は礼儀として、外部の人と接するときはなるべく身につけたほうが良い」とのご意見でした。

また、スーツに合わせるワイシャツにはドゥエボットーニという衿のスタイルを合わせています。衿のスタイルによっては、ネクタイをはずすとそれだけでくたびれた、だらしない感じになってしまうものも有りますが、このスタイルは左の写真の通り、少し衿高を高めに作ると同時にボタン穴を二つ開けているため、、ネクタイを付けていなくても衿がスッと立ち、すっきりとしたシルエットになります。

■実用的なだけではなく、洒落っ気もある服を

舶来屋では、明治期に初代が洋服を扱い始めて以来、お客さんの提案に沿って、実用本位にとどまらない服を提案し続けています。

それは現在でも変わることなく、ビジネス一本の仕様に少し普通と違う生地を使ったり、洒落っ気を取り入れ、その人に合ったスタイルのスーツを作り続けています。そして、一着一着に職人としてできることを加えることで、既成のものとは一味違う服を仕立て上げることができるそうです。

例えばニューオーダーの場合、寸法をとってから既存のスタイルを基にしたパーツを組み合わせて作成しますが、作成過程で舶来屋では、仮縫いという確認の作業を入れることで、寸法だけではない、細かい身体へのフィット感を修正してくれます。

もちろん、身体に合わせるには直接お店に伺わなくてはならないので、時間や手間がかかります。ですが、仮縫いをすることで機械作業に、長年にわたって培ってきたハンドメイドの技術が合わさることになり、「せっかく合わせて作ったけど、どうも身体に合わない……。」といった部分も、納得できるものを作り出せる、とのお話でした。

スーツを作る場合、全体的なスタイルだけではなく、ディテールを好みのものにすることで、オリジナリティを出すことができます。衿やポケット、袖口などの一見してそれとわかる部分から、裏地や芯地といった表からは見えない部分にまで、注文する人次第で無数の形が存在します。そして、舶来屋では、そういった注文する人の要望をできる限り、100%取り入れていった服を作っていきたいとのお話でした。

また、齋藤さんは、「きちんと自分の身体にあった服を着るということは、それだけで自分の信用を上げることになる、そのお客さんにとって良い服をつくっていきたい、そして『あの店に行けば、イメージしていた通りの服が作れる』と思っていただけるようにしていきたい」と語っていただきました。

自分の身体に合った服、といっても、それは上下や肩幅のバランスだけではなく、身体全体を包み込む、上下左右前後全てのバランスが釣りあっている服が身体に合った服といえます。

夏に向けて薄手のスーツを買おうと思っている方、父の日にちょっと張り切りたい方、時にはちょっと時間をかけて、お洒落にきめてみてはいかがでしょう。


イタリアンクラシコスタイルのスーツ
全体的に細身で、ウエストを絞り気味



ブリティッシュスタイルのデザイン画
このほか、イタリアンソフトやアメトラなど
さまざまなスタイルでスーツを作れます


オーダーで作られたスーツ。 時には、
こんな華やかなものはいかがでしょう?



舶来屋では、婦人用の仕立ても
ご夫婦で決めてみてはいかがでしょう
\39,900〜
 
舶来屋
   
【住 所】 東京都 東久留米市 南沢5-1-20
【TEL】 042-465-3446
0120-41-2971
【FAX】

042-465-3496

【営業時間】

10:00〜20:00

【アクセス】 西武バス「東京道」または「南沢四丁目」バス停下車徒歩3分
【定休日】 水曜日

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written by KOMO


いかがでしたでしょうか?

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